第35巻 異国での子育て <HAVING CHILDREN IN A FOREIGN COUNTRY>レビュー

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35巻のテーマは「異国での出産、子育て」。

34巻でとんでもない展開になったわけですが、この巻はちょっと前に戻って弘のお父さんが亡くなってからジャネットが2人の子どもを生むまでの内容が弘の回顧録という形式でつくられています。ジャネットの体調不良もこの巻で触れられていますね。

さて今回の内容の目次はというと、

☆ジャネットは一度は結婚式で ☆そのとき以降、荒木さん夫婦は ☆数日後、荒木さんとジャネットは
☆ジャネットは検査を受け ☆ジャネットは5ヶ月に入り ☆それから二日後の朝早く
☆ジャネットのいる部屋に戻ってきた ☆6日後
再生時間は英語/日本語バージョンが約44分 英語バージョンが21分

【ジャネットは検査を受け】より抜粋

ジャネットは助産婦の宏子さんに診察を受けています。

Hiroko「Janet, five months into the pregnancy we are going to tie a belt around you, okay?」

Janet「What do you mean by that, Hiroko-san?」

Hiroko「It’s to protect the baby, and so that your stomach doesn’t bulge out too much. There are days designated as “The Day of the Dog” in Japan.
They are said to be good luck for pregnant women. Dogs usually have easy deliveries.
In Japan it’s custom for a pregnant woman to tie a belt around her stomach on the Day of the Dog in hopes that the delivery will be relatively easy.
You wear colsets in America, don’t you?」

Janet「Yes, I remember my mother was saying she did when she god pregnant.」

文章内で使っている単語の解説

pregnancy ・・・ 妊娠

tie a belt ・・・ ベルトを結ぶ

protect ・・・ 守る

stomach ・・・ 胃、お腹

bulge out ・・・ 膨らみ出る

designated ・・・ 指定された

pregnant women ・・・ 妊婦

delivery ・・・ 分娩、出産(一般的な訳は配送)

relatively ・・・ 比較的に

テキストに書かれている日本語訳

宏子「ジャネットさん、5ヶ月になったら帯をしますからね。」

ジャネット「それどういうことですか、宏子さん?」

宏子「おなかの赤ちゃんを守ったり、おなかを固定するために腹巻をするのよ。日本には「戌の日」というのがあって、妊婦にはおめでたい日って言われているの。犬は大抵お産が軽いでしょう。
日本では昔から安産を願って、妊婦はその戌の日に帯をするにが習わしなの。アメリカではコルセットをするでしょう?」

ジャネット「ええ、母も身ごもったとき、確かしたってことを話していたのを覚えているわ。」

ひとことまとめ

おぅおぅ、戌の日かー。うちも子どもができたときに腹巻したり祝ったりしたけど、外国人からしてみたら不思議な文化だろうなぁ。

ちなみにこの巻ではお宮参りのことを「Shrine according」と表記してますね。「神社に与えられる」てなイメージなのかな。日本語を外国語に訳すのって結構大変ですよね。

あ、そうそう、ちょっと予告。
36巻も神展開があるよっ!お楽しみにっ。

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