というわけで、スピードラーニング英語の全48巻を制覇したわけですが、実際に効果の程はどうだったかを改めて検証してみたいと思います。
ちなみにスピードラーニングの学習期間は1年。僕の場合は1ヶ月に4本まとめて送られてくる契約だったので、12ヶ月×4本=48巻という状況になります。
スピードラーニングを開始した当初のスペック
36歳のおっさん
・大学在学中の語学レベルは英語5教科ですべて「可」(優・良・可・不可の4段階)
・海外旅行はアメリカ本土2回、ハワイ2回、メキシコ1回、香港1回、上海1回
・旅行中の会話は単語レベル。話しかけられると焦る
・ヒアリングの方はぼんやりとなら理解できる
こんな感じですかね。
スピードランニングを聞く環境
・自宅で何か作業しながら1日30分~60分程度。
・自家用車のカーステレオにはすべて録音済み。
・旅行中でも運転しながら聞き流し。
できるだけ毎日、1時間ぐらいは聞くように心がけてました。
スピードラーニングを流し聞き始めて1ヵ月後の効果
正直、よくわかりません。
同じCDを1週間も聞いていれば、なんとなく言っていることは分かるようになります。ただ、それが訳せるかどうかというのは別問題で、聞こえても理解できない単語は結局理解できないです。
基本的にテキストは見なくてもいいとマニュアルには書いてあるのですが、このウェブサイトを作らなければという義務感もあったので何度かテキストも読み返しました。
僕の場合は目と耳から情報が入ってきた方が習得しやすい感じなので個人的にはテキストがあってありがたかったです。
やっぱり日常生活に関連する内容だと聞こえるし理解しやすいですよね。
スピードラーニングを流し聞き始めて3ヵ月後の効果
この頃になるとすでに自宅には12巻があります。
一応、全部聞いてはいたのですが、聞き取れるCDと聞き取れないCDというのも出てきました。1ヶ月目の項目にも書いたんですが、やっぱり日常生活に近いと理解しやすいです。
で、効果の程というとぶっちゃけCDを聞くという行為が生活の中で不自然に感じなくなったというのが一番の変化のポイントだと思います。今まで生活の中に英語の音源を聞くという行為が無かったんですね。それを3ヶ月毎日やり続けたというのは1つの結果かなぁと。
スピードラーニングのウェブサイトの中にも、「100日間聞く習慣を付ける」というのが1つのポイントになっていますのでひとまずこれはこれで良いのかなと。
もちろん、1ヶ月目よりは聞こえる英文は増えていたと思います。
スピードラーニングを流し聞き始めて半年後の効果
実は4ヶ月目にハワイに家族旅行に行ってきました。
ここで感じたのは、まぁ喋れないんですけど英語に動じなくなってたってことです。以前はレストランやショッピングモールとかで英語で話しかけられると構えてしまってオドオドと挙動不審になっていたのですが、英語に慣れていたおかげか、( ´_ゝ`)フーンという感じで対応できていたような気がします。日本人って結構、英語は聞けるけど喋れないし慌てるって人多いみたいですけど慌てなくなるってのはすごい成果だと思いますよ。
で、半年ぐらいからリッスン&リピートというイベントに行くようになりました。このリッスン&リピートはスピードラーニングを提供しているエスプリラインが主催するイベントでネイティブの外国人たちとカフェ形式でお喋りする形式になっています。非常に安価で、実際に喋るという経験を積めるのでかなりお薦めです。
このイベントは基本的に日本語禁止で、ネイティブの外国人も参加者(日本人)も全部英語でコミュニケーションを取ります。で、やっぱり聞けてるんですけど、なんて言ったらいいのかわからないというなんともいえないやるせなさを実感します(´;ω;`)ウッ…
でも、喋るというのも経験を積んでできるようになるので、このようなイベントには積極的に参加することをお薦めします。
スピードラーニングを流し聞き始めて1年後の効果
いや、相変わらず喋れないんですけど、英語に対するブロックはかなり解消できたような気がします。
僕はやっぱり英語は慣れだと思っていて、喋りたいのであれば、喋るトレーニングを積む必要があると思います。だから聞き流すだけではなくて、聞きながらモゴモゴと口ずさんだり、英語をしゃべるイベントに積極的に参加したりして、とにかく英語を口に出すことが、英語習得の一番の近道だと思います。
じゃあスピードラーニングが意味ないかというと、まったくそんなことはなくてやっぱり聴き続けていると英語耳になるんですよ。で、さっきも書いた通り、英語にビビらなくなります。これって大切なことです。
だから、スピードラーニングで耳を慣らし、エスプリラインさんが提供する「英語を話せる環境」を最大限利用する。リッスン&リピートはスピードラーニングを利用している人しか参加できませんので少人数でたくさん英語の練習ができるわけです。
音声とリアルイベントを上手に活用して、英語の上達を目指すのがスピードラーニングの一番の活用法だと思いますよ。