第45巻 希望に向かって <TRAVERING HOPEFULLY>レビュー

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45巻のテーマは「希望に向かって」。

さ、前回の引きで書いたように、カコとスコットのバンは事故に巻き込まれてしまいました!おいおい、旅どうなんのよっ!って心配したのもつかの間・・

衝突の衝撃は、スローモーションのように、左右に振れた程度で驚くほど軽いものでした。

おいー(# ゚Д゚)(ほ、ホントに心配したんだからねっξ゚⊿゚)ξ)
それ、巻をまたいでまで引っ張るネタじゃねぇだろ・・・。というわけで、楽しい旅行記の続きです。

さて、今回の目次はというと、

☆衝突の衝撃は ☆事故で出発が ☆スコットとカコはチャーチ氏との ☆二人はパットのアパートに
再生時間は英語/日本語バージョンが約47分 英語バージョンが19分

【スコットとカコはチャーチ氏との】より抜粋

Scott and Kako leave Lebanon, Illinois with good memories of Mr. Church. A week later, they’ve crossed the states of Missouri, Kansas, and half of Colorado. As they near Denver, Kako suddenly becomes reflective.

Kako 「You know what the best part of this trip has been?」

Scott 「The lightning storm in Kansas? That was pretty scary, wasn’t it?」

Kako shudders, remenbering.

Kako 「I thought we might die that naight. The lightning was striking so close to the van, and we were all alone in that campground!」

Scott 「Year, the lightning must have continued for a couple of hours.」

Kako 「I’ve never been so scared!」

Scott 「You even screamed!」

Kako 「The prairie was so beautiful and calm during the daytime. It seemed to stretch to the horizon foever, as far as I could see. There were wild flowers everywhere I looked.」

Scott 「Things sure changed quickly at night,though. Being alone in all that vast prarie probably made it much more dramatic for us. It was quite a display of celestial fireworks! I don’t know when I’ve seen anythng so beautiful.」

Kako 「It was beautiful, but it was too frightening to enjoy. If I think back on it, I can appreciate it now, but at the time it was too overwhelming.」

文章内で使っている単語の解説

reflective ・・・ 反射

lightning storm ・・・ 雷雨

scary ・・・ 怖い

striking ・・・ 著しい

close to~ ・・・ ~の近くに

for a couple of hours ・・・ 2、3時間

prairie ・・・ 草原、平原

during the daytime ・・・ 昼間

as far as I could see ・・・ 見渡す限り

everywhere ・・・ どこでも、至るところ

probably ・・・ おそらく

celestial ・・・ 天、空

frightening ・・・ 怯える、怖い

appreciate ・・・ 認める、感謝する

overwhelming ・・・ 圧倒的な

テキストに書かれている日本語訳

スコットとカコはチャーチ氏との出会いを思い出に、イリノイ州のレバノンを去ります。一週間後、ミズーリ州、カンザス州を通り、コロラド州の半ばに差しかかります。デンバーが近づいてくるころ、カコが突然、回想しながら話します。

カコ「この旅行で何が一番良かったと思う?」

スコット「カンザスでの雷の嵐かな?あれは怖かった。」

カコは思い出しながら身震いをします。

カコ「あの晩あそこで死ぬかと思ったわ。雷がバンのあんな近くに落ちて、それにあのキャンプ場にいたのは私たちだけだったし。」

スコット「雷は2~3時間続いただろう。」

カコ「あんなに怖かったこと生まれて初めてよ。」

スコット「君なんて、悲鳴を上げてたよ!」

カコ「日中、大平原はあんなにきれいで、静かだったのにね。水平線のかなた向こうまで続いていて、見渡すと野の花が一面に咲いていたわ。」

スコット「でも夜になってああも変わるとは。あの広い平原に僕たちだけだったから、なおさらすごく感じたんだよ。まるで空一面に花火が散ったような、すごい雷だった。あんな美しいものを見たのは、初めてだったな。」

カコ「確かにきれいだったけど、怖くて楽しむどころじゃなかったわ。過ぎ去ってしまえば、いい思い出だけど、あのときはあまりにすごくて。」

ひとことまとめ

本来のこの巻のテーマとは全く関係ないんですが(ぉぃ)、比喩表現が面白かったのでちょっと例文に挙げてみました。巻自体の内容は離婚や薬物から立ち直っていく人に、カコが話を聞いているような内容になっています。結構、スピードラーニングって南北戦争の話とか重いテーマを取り上げるんだよなー。

さて、二人の旅はまだまだ続くよーヾ(´・ω・`)ノ”

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